安全のための取り組み
運転手の管理
以下のような行為を行わない
- 運転者が酒気を帯びている
- 疾病、疲労その他の理由により安全な運転をすることが
- 無免許運転、大型自動車等無資格運転
- 過積載運行
- 最高速度違反行為
過労運転の防止
以下のことを厳守します
- 休憩施設および睡眠・仮眠設備の完備
- 1日の最大拘束時間は16時間以内
- 休憩時間は継続8時間以上
- 連続運転時間は4時間以内
点呼の実施
運転者本人から健康状態や酒気帯びの有無、日常点検、自動車・道路・運行の状況といったことを乗務前・乗務後の点呼で確認します。
過積載の防止
追突やバランスを崩す可能性が上がるため、積載制限のルールを遵守します。
運行管理者の講習
運行管理者は現場責任者として、運行の安全に関する実務的な管理および運転者の指導・監督を行う重要な責務を担っています。
そのため、以下の講習を受けることを義務付けています。
- 基礎講習:法令及び業務等に関する基礎的な知識を習得します(16時間)
- 1日の最大拘束時間は16時間以内
- 一般講習:既に運行管理者としての業務を担っているものが2年ごとに1度受講します(5時間以上)
- 特別講習:事故や違反についての責任を有する運行管理者が受講します(13時間)
乗務記録の管理
乗務者は以下の項目に関して記録し、1年間の保管を実施しています。
- 運転者氏名
- 乗務した自動車の登録番号、事業者が定めた車番または車号
- 乗務開始と終了の地点及び日時並びに主な経過地点及び乗務した距離
- 運転を交代した場合におけるその地点及びその交代日時
- 休憩または仮眠、睡眠をした地点及びその開始・終了の日時
- 車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上の事業用自動車に乗務した場合は、貨物の積載状況
- 交通事故や著しい運行の遅延、その他の異常が発生した場合には、その概要および原因
- 運行の途中において、運行指示書の連携が必要な乗務を行うことになった場合には、その指示内容
運行中の行動を記録用紙やメモリーカードに正確に記録する、運行記録計の設置を厳守しています。
主に速度記録、運行時間、運行距離の確認を行います。
各種規程類
運行するにあたって必要な規程を作成し、遵守しています。
- 運行管理規程
- 乗務基準の作成
- 服務規律の作成
- 整備管理規程
車両管理
1日1回運行前に目視等により行う自動車の点検と、3か月に1度国土交通省で定める技術上の基準により自動車の点検を行っています。
国土交通省が定める自動車点検基準は以下の8項目です。
- ブレーキ
- タイヤ
- バッテリ
- 原動機
- 灯火装置及び方向指示器
- ウィンド・ウォッシャ及びワイパー
- エアタンク
- 運行において異常が認められた箇所